「いぶり香香」漬け込み終了 浜田の住民団体が袋詰め

「いぶり香香」の販売に向けて作業に精を出すやさか加工グループの会の会員
 浜田市弥栄町の特産品として人気の高い薫製漬物「いぶり香香(こうこう)」の漬け込みが終わり、製造している弥栄町内の住民団体「やさか加工グループの会」の会員たちが14日、同町長安本郷の弥栄会館で、たる出しや袋詰め作業を行った。

 いぶり香香は、同会が町内の特産品を作ろうと、秋田県の伝統的な薫製漬物「いぶりがっこ」を参考に2013年に試作を始め、15年に商品化した。専用の室内につるした大根を、桜の木を燃やして2、3日いぶし、ぬかや柿などを混ぜ込み、60日間漬け込んだ。

 この日は、会員6人が漬け込んだたるから大根を取り出し、水分などを拭き取ったり、端を切りそろえたりして、一本ずつ丁寧に袋に詰めた。今年は例年になく甘味が増し、漬け込みも良好という。

 地元のふるさと体験村やJR浜田駅の市民サロンなど市内5カ所やイベントで100~300グラムの4種類の商品を販売する。野村キヌエ会長(84)は「干しむらもなく、良い漬け込みができた。皆さんに香りを楽しんでもらいたい」と呼び掛けた。価格は300~900円。問い合わせは同会、電話0855(48)2644。

2018年2月15日 無断転載禁止