工場見学し職業観養う イワミ村田 大田高生招き連携授業

イワミ村田製作所の従業員(中央)を囲んで質問する大田高の生徒たち
 電子部品製造のイワミ村田製作所(大田市大田町)と大田高校(同)の連携授業がこのほど、同社であった。生徒たちに職業観を養ってもらおうと同社が初めて企画し、理系を選択する2年生24人が、工場見学や若手社員との意見交換などを通してものづくりの現場を肌で感じた。

 工場見学では、同社を含めた村田製作所グループが、スマートフォンなどに欠かせない電子部品の積層セラミックコンデンサー(セラコン)の生産で、世界で4割のシェアを占めることを学習。手動の発電機でプロペラや電子オルゴールなどを動かしながら、電圧の変動を抑制するセラコンの機能を確かめた。

 意見交換では、事務課の恒松智基さん(35)と開発課の福田真貴さん(33)から、就職までにしておくべきことなどについて助言を受けたほか、世界トップシェアの企業で働くやりがいなどを聞いた。

 大田高の三谷雪菜さん(17)は「社会人の方の話を直接聞く機会は少なく、進路を考える上で参考になった」と話した。

 イワミ村田製作所の中村渉取締役工場長はあいさつで「少しでも地域に貢献できることがあれば、今後も行っていきたい」と述べた。

2018年2月22日 無断転載禁止