国語で活用 成績向上 冬季セミナー実践教員が成果発表

新聞を教材に使った教育の取り組みを聞く参加者
 教育に新聞を生かす取り組み「NIE」の冬季セミナーが24日、出雲市斐川町上庄原の山陰中央新報製作センターであり、小中学校、高校の実践指定校計6校の教員が1年間の成果を発表した。教員や新聞記者ら22人が、新聞で教育の質を高める方法について理解を深めた。

 実践1年目の松江市立雑賀小学校の孝忠康裕教諭(44)は、15分間の「学びタイム」を使った新聞クイズやお気に入りの記事探し、記事を活用した国語の授業や新聞作りなど主に6年生の実践を紹介した。「国語の成績が向上した。児童が長文を読むのが苦痛でなくなったのはNIEの効果だと思う」と話した。

 同じく1年目の吉賀町立六日市中学校の山本悦生教諭(48)は、2年生の取り組みとして新聞に投稿したり、記事の感想を新聞社や記事の登場人物に送ったりしていると説明。臓器移植に関する投稿を読んだ県臓器移植コーディネーターと交流が生まれるなど、学びが広がったと報告した。

 セミナーは、県NIE研究会と県NIE推進協議会が年4回開いている。

2018年2月25日 無断転載禁止

こども新聞