石見・石西 「空き家対策とこれからのまちづくり」

 

米山 秀隆氏
急増する「空き家」を、まちづくりに生かそう!

 

講 師 富士通総研主席研究員 米山 秀隆氏

演 題 「空き家対策とこれからのまちづくり」

 山陰中央新報社の「石見政経懇話会」「石西政経懇話会」は、平成30年4月17日(火)18日(水)に定例会を開催します。今回は、富士通総研経済研究所主席研究員の米山秀隆氏に『空き家対策と将来のまちづくり』と題してお話しいただきます。

 空き家の増加は、都市部・地方を問わず深刻な社会問題になっています。総務省の「住宅・土地統計調査」(2016年度)によりますと、全国の空き家数は約830万戸、総住宅数に占める割合は約15%に上ります。

 空き家が多くなった最大の理由は、人口減少と高齢化です。人口減の著しい地方では過疎化が進み、家があっても住む人がいない状態となり、年々空き家が増えていきます。また都市部でも、高齢化により家主の死亡あるいは転居などで家がそのまま放置され、空き家になる場合が多く見られます。もう一つの理由は、家屋の解体にはそれなりの費用がかかることです。更地にすると土地にかかる固定資産税の優遇措置が適用されなくなるので、売却予定がない限り、解体を躊躇する所有者が多いようです。

 空き家を放置すると、老朽化による倒壊の危険性があるうえ、衛生面や保安面で周囲に悪影響を及ぼします。このため政府・地方自治体は▽空き家バンクの設置▽宿泊施設に転用▽地域住民のコミュニティースペースとしてイベントに活用―などを呼び掛け、取り組んでいます。

 講演では、空き家問題に詳しい米山氏に、急増する空き家対策と将来のまちづくりのヒントを解説していただきます。ご期待下さい。

 

<米山 秀隆氏のプロフィール>

講師略歴 1963(昭和38)年、新潟県生まれ。筑波大大学院修士課程修了後、96年に富士通総研入社。マクロ経済と住宅・不動産市場の分析を専門とし、近年は急増する空き家対策に精力的に取り組む。「財政改革の在り方に関する研究会」など政府委員を多く務めるほか、「勝ち組企業の経営戦略」など著書多数。

(本会は会員制です)

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2018年3月2日 無断転載禁止