被災地 花でいっぱいに 浜田・松原小児童が種送る

hactoさん(右)に花の種を手渡す児童代表
 東日本大震災の発生から7年を前にした9日、被災地に花の種を送る「お花いっぱいプロジェクト」に参加する島根県浜田市浅井町の松原小学校の児童が、活動に賛同している鳥取市出身のシンガー・ソングライターhacto(ハクト)さん(44)=埼玉県川口市在住=に、全校児童で集めた種を同校で手渡した。福島県相馬市の小学生や住民に届けられる。

 プロジェクトは、同市の一般社団法人「相馬報徳社」が全国の子どもたちに呼び掛けて実施している。同校は2014年に加わり、毎年集めた種を送る取り組みを続けている。

 今回は、全校児童157人が学校で育てたアサガオやヒマワリ、マリーゴールドなど約20種類の種を持ち寄り、絵を描いた袋に20~30粒ずつ入れ、192袋分を用意した。贈呈式では、児童代表2人が「笑顔と花が届きますように」と、hactoさんに種が入った箱を手渡した。

 贈呈前には、hactoさんが、同プロジェクトのテーマソング「幸せ色した花々」や、被災で家族を亡くした人の思いを表現した「ガッツポーズ」など6曲を披露した。同校から届いた花の種を植える子どもたちの様子や被災地を訪問した写真を見せながら、現状を伝えた。

 児童代表で種を手渡した5年の伊藤星渚(せいな)さん(11)は「福島県に花が咲いて、笑顔が広がればうれしい」と話した。

 県内では、桜江小(江津市)、邑智小(美郷町)、仁摩小(大田市)、大森小(同)からも種が送られる。

2018年3月10日 無断転載禁止