難民らチベットの自由求めデモ 暴動から10年、印北部最大拠点

 10日、インド北部ダラムサラで、チベットの自由を訴えデモ行進する僧侶(共同)

 【ダラムサラ共同】チベット亡命政府があるチベット難民の最大拠点インド北部ダラムサラで10日、中国への抗議集会とデモが行われた。この日は中国チベット自治区で2008年に起きた大規模暴動の契機となったデモから10年。難民ら数千人がチベットの旗を振り、故郷の自由を訴えた。

 ダラムサラにはチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の居宅もある。約2時間のデモで難民らは「中国出て行け」「ダライ・ラマ万歳」と口々に叫んだ。僧侶ツェリン・ワンチュクさん(52)は「中国の影響力は世界で日増しに強くなっている。中国に配慮し、チベットの人権問題を軽視している」と語った。

共同通信社 2018年3月10日 無断転載禁止