厚紙加工し甲冑作り 浜田開府400年武者行列へ

甲冑の部品に細かな装飾を施す浜田手づくり甲冑愛好会の会員ら
 浜田開府400年記念事業(2019年)の武者行列で使う甲冑(かっちゅう)の製作講習会が11日、浜田市内であった。安来市広瀬町の市民グループ「出雲尼子を興す会」メンバーを講師に、17人が厚紙を使った本物そっくりの甲冑作りに挑んだ。

 浜田手づくり甲冑愛好会(三浦英俊会長)が主催し9日から3日間、指導を受けた。同会の会員らは厚紙などで加工されたパーツに装飾や塗装を施し、武者の全身を覆うよろい、かぶと、装具を仕上げた。

 同会によると、甲冑のキットは1体6万~8万円で、1人で製作した場合、完成まで半年ほどかかるという。同会は浜田市から製作費補助を受け、今回の講習会で学んだ会員を講師に市民向け教室を開き、甲冑を量産する計画を立てる。

 今年4月末にある「浜っ子春まつり」までに3体の甲冑を完成させて市民にPRし、5月に公募を開始。8月ごろから市民向け教室を始める予定。

 本番となる19年は、30体の甲冑を使った武者行列の実現が目標。浜田藩とゆかりのある三重県松阪市や尼子を興す会の甲冑隊も加わり、大規模な行列で城下町浜田を盛り上げるという。

 浜田手づくり甲冑愛好会の国分俊幸副会長(69)=浜田市天満町=は「城下町の文化を若者や子どもたちに知ってもらいたい」と話した。

2018年3月12日 無断転載禁止