女子ログ 地方からメダルを!

 日本人選手が大活躍した今年の平昌(ピョンチャン)五輪。連日繰り広げられる熱い戦いに多くの感動をもらった。

 そんな中印象的だったのが、銅メダルを取って一躍時の人となったカーリング女子日本代表、吉田知那美選手の言葉だ。北海道北見市出身の彼女は凱(がい)旋(せん)インタビューで「この町、何にもないよね」と地元をけなしながらも、「この町にいなかったら夢はかなわなかった。大切な仲間や家族がいれば、場所なんて関係ない」と語った。

 結婚を機に仕事を辞め、鳥取に住むことになった私にもこの言葉はグサリときた。鳥取ではなかなか自分の希望する仕事が見つからない。私はここで何をすればいいんだろう…。都会に住む友人と比較し、鬱々(うつうつ)することもあった。

 一方で、こちらに来てから起業した人たちとよく出会うようになった。したい仕事がないから自分で始めた人もいれば、田舎で仕事をしたいと移住した人もいる。サラリーマン家庭に育った私には起業など縁のない人生だったが、田舎だからこそしがらみなく生き生きと働く彼らを見て、私もこの地に来たことが新しいきっかけになるかもしれない、と思い始めるようになった。

 カーリングチームも仲間や支援者に恵まれるなど、地方ならではのメリットを生かして勝ち取ったメダルだろう。どこにいたってそれぞれの分野でメダルは目指せる!

(境港市・コフィー)

2018年3月13日 無断転載禁止