美しい音色に聴き入る 江津で音楽愛好家らが演奏会 

高島淑美さん(手前右)と音楽愛好家の演奏に聴き入る市民ら
 島根県江津市内の地域おこし協力隊員や音楽愛好家らによる演奏会「あんずカンタービレ」が、同市松川町の旧松平小学校で開かれた。この日は、2年間にわたり演奏会を企画し、3月末で任期を終えて東京に帰る協力隊員の高島淑美さん(33)のラストステージとなり、市内から約100人が詰め掛け、美しい音色に聴き入った。

 演奏会は、地元住民でつくる「松平たすけ愛協議会」が2016年度から旧校舎内で開いている交流茶話会に合わせて企画。発起人の高島さんが音楽仲間に呼び掛け、ピアノやフルート、サックスなどの生演奏を3カ月に1回程度のペースで住民に披露してきた。

 高島さんのラストステージには、音楽仲間5人も駆け付けて出演。高島さんのピアノに合わせ「荒城の月」「ジュピター」「エブリシング」など11曲を演奏した。終了後には観客が高島さんへの感謝の気持ちを込め「思い出のアルバム」を歌い、別れを惜しんだ。

 15年8月から江津市で活動してきた高島さんは「本当に楽しい約2年半だった。市民の皆さんには感謝の言葉しかない」と目頭を押さえ、松平たすけ愛協議会の佐々木英夫会長(68)は「朗らかな高島さんは、みんなに愛され、地域にたくさんの元気をくれた。心からありがとうと言いたい」と話した。同協議会は18年度も演奏会を継続する方針。

2018年3月16日 無断転載禁止