女子ログ うちの父はメダリスト

 テレビの前で大いに楽しませてもらった平昌(ピョンチャン)五輪が終わった。アスリートの会見を見ながら、うちにもメダリストがいることを思い出した。

 私が小さい頃、父親が東京の体操大会でとったという銀メダルを見せてくれたことがある。体操部出身だった父は、校庭などに鉄棒があると大車輪をしてくれたり、家や職場でバク宙を披露したりしていた。その父を幼いながらに誇らしく思っていた。

 私の父はすごい!と自慢したかったのだろう。小学生の私は、メダルといえばオリンピック! 東京でもらったということは…と少ない知識を頭の中で総動員。先生に「お父さんはね、東京オリンピックで銀メダルをとったんだよ!」と報告した。先生はびっくり仰天! そばにいた母が慌てて訂正し、五輪メダリストの娘とうわさになることはなかった。

 結局何の大会だったのかを先日父に確認したら体操ではなくトランポリン。それも東京ではなく、住んでいた埼玉県のある市で行われた、愛好団体が主催する小さな大会に飛び入り参加した時のものだという。そこでトランポリン未経験者にもかかわらず、2位になったというトンデモエピソードが出てきた。

 五輪メダリストじゃないけれど、やっぱりおじいちゃんはすごいんだよ!と孫にも伝えようと思う。

(浜田市出身、岡山県倉敷市在住・ぽよ美)

2018年3月24日 無断転載禁止