大田・鳴り砂の浜 きれいに ごみ収集の清掃装置実演

ビーチクリーナーの試走の様子を眺める地元住民ら
 踏むとキュッと音が鳴る「鳴り砂」で知られ、昨年10月に国の天然記念物に指定された琴ケ浜(大田市仁摩町馬路)で24日、海岸のごみを収集する清掃装置「ビーチクリーナー」の実演があった。環境保全を図り、大田市教育委員会が導入したもので、地元市民らが操縦方法を教わった。

 ビーチクリーナーはトラクター型の車両で、走行しながら砂浜の砂をかき集め、後部に取り付けたふるいを通して砂は海岸に残し、ごみだけを回収する仕組み。市教委が約420万円で導入した。

 この日は現地に地元住民ら約40人が集まり、装置の納入業者の担当者が海岸で試走し、ごみを回収する様子を見守って操縦の仕方を学んだ。

 作業の頻度や実施者などは今後詰めるといい、市教委文化・スポーツ推進室の霊山(たまやま)晃二室長補佐は「地域と相談しながら装置の使用方法を検討し、有効活用していきたい」と述べた。

 実演に合わせて、市教委が海岸沿いに天然記念物指定を記念して設置した琴ケ浜の説明板のお披露目、解説もあった。

 今回の実演は、市教委と島根大学生涯教育推進センター(松江市西川津町)が主催した公開講座の一環。実演に先立ち、島根大の伊藤康宏教授、林広樹准教授の講演も海岸近くの馬路まちづくりセンター(大田市仁摩町馬路)であった。

2018年3月26日 無断転載禁止