薄紫色の花一面に カタクリ自生地 吉賀

開花を始めたカタクリ
 吉賀町樋口の山林にあるカタクリの自生地で開花が始まり、薄紫色の愛らしい花が、来訪者らの目を楽しませている。住民有志が特産品販売などでもてなす「カタクリまつり」が開かれる4月1日ごろには見頃を迎えそう。

 花は、民有林の斜面1500平方メートルに約5千株が自生し、地元住民でつくる「カタクリの里保存会」が定期的に草刈りなどをして手入れしている。昨年は気温が低い時期が続き、まつりまでに開花が間に合わなかったが、今年は暖かい春の日差しを受け、ほぼ例年通りの開花となった。

 自生地には近隣住民らが集まり、風に揺れる小さな花に顔を近づけたり、写真を撮ったりして思い思いに楽しんでいる。同保存会の水上健二さん(66)は「今年は例年よりも花の色が濃い。一面に咲いたらとてもきれいになるので、ぜひ見てほしい」と呼び掛けた。

 まつりは午前10時から午後3時までで、たけのこご飯やシシ汁を販売するほか、地元の抜月神楽社中による神楽公演もある。

2018年3月27日 無断転載禁止