藤脇医師 初の功労表彰 邑智病院 13年間 小児医療に尽力

石橋良治管理者(左手前)から表彰状を受け取る藤脇建久医師
 公立邑智病院(邑南町中野)がこのほど、約13年間にわたり小児科医として勤務し、退職することになった藤脇建久医師(55)に功労表彰を行った。藤脇医師は、日本一の子育て村を掲げる同町で小児医療に尽力し、副院長も務めた。同病院での功労表彰は初めて。

 邑智郡公立病院組合議会は2月、業務の遂行と発展に貢献した職員を表彰する条例を制定。院長は5年以上、副院長は7年以上、医師は10年以上にわたり在職した場合、功労表彰の対象にした。

 藤脇医師は2005年5月、島根大医学部(出雲市)から邑智病院へ派遣され、同12月には副院長に就任。長年にわたり、少子化が進む邑智郡内の親子を支え続けた。

 約130人が出席した表彰式では、管理者の石橋良治邑南町長が「長い間、勤めてもらい、大変な貢献だった。その安心感を基に川本町、美郷町、邑南町の出生数は維持されている」と感謝した。

 研修医の指導にも当たった藤脇医師は「若い人が勉強に来るような病院であってほしい」と願った。4月からは松江赤十字病院(松江市)で勤務することになっており、後任の小児科医師は島根大医学部が派遣する。

2018年3月28日 無断転載禁止