鮮やか薄桃色にうっとり 夜間点灯 大平桜が見頃、浜田

見頃を迎えた花が発光ダイオード(LED)で照らされた大平桜
 国の天然記念物に指定されている浜田市三隅町矢原の「大平(おおびら)桜」が見頃を迎えている。今年は、ライトアップを水銀灯から発光ダイオード(LED)に変え、桜の花を美しく照らしている。

 大平桜は、エドヒガンと山桜の特徴が混ざった珍しい品種で、樹高約17メートル、推定樹齢は660年を超えるとされている。地元の矢原自治会によると、今週末に満開になるという。

 ライトアップで薄桃色に彩られた桜の巨木を楽しもうと、多くの人が訪れ、撮影する人の姿も見られる。

 光学部品の開発を行うオプラックス研究所(東京都)が、47種類の桜の花びら423枚を対象にした試験で桜をきれいに見せる光の波長を見つけ、LEDを販売、生産するS・E・I(浜田市金城町今福)が製品化し、デモ機を貸し出した。

 毎年、家族で桜を見に来ている浜田市下府町の会社員永見幸博さん(60)は「昨年より、花が良く咲いており、桜も鮮やかでとてもきれいだった」と満足そうだった。

 ライトアップは午後7時から同10時までで、4月15日まで行う。

2018年3月31日 無断転載禁止