輝(き)らりキッズ 春季水泳 全国大会自己ベスト更新

三浦元暉さん(浜田・三隅中1年)

 練習漬けの毎日 成果発揮

  100メートル53秒台へ意気込み

練習に打ち込む三浦元暉さん=浜田市三隅町古市場、アクアみすみ
 スポーツ施設(しせつ)のアクアみすみ(浜田(はまだ)市三隅(みすみ)町古市場(ふるいちば))で、たくましい体を生かし、真剣(しんけん)な表情(ひょうじょう)で水泳に打ち込(こ)むのは、三隅中学校1年生の三浦元暉(みうらげんき)さん(13)です。3月29、30両日に辰巳国際(たつみこくさい)水泳場(東京都江東区(こうとうく))であった第40回ジュニアオリンピックカップ春季水泳競技(きょうぎ)大会に、50メートルと100メートルの自由形で出場しました。自己(じこ)ベスト更新(こうしん)を誓(ちか)った全国大会で記録を更新。練習の成果を発揮(はっき)しました。

 三浦さんは、3歳(さい)から水泳を習い一度やめましたが、小学校2年生の時に父親から「スポーツをやってみないか」と持ちかけられ「泳ぐのが好きで、やってみようと思った」と再(ふたた)び泳ぎ始めました。

 翌年(よくねん)、アクアみすみのジュニアコースに所属(しょぞく)し、選手の育成を目的とする大会にも出場するようになりました。練習を重ね、小学校5、6年生の時には50メートル自由形で全国大会出場も果たすほど、力を付けてきました。

阿瀬川文輝コーチ(右)から練習メニューの指示を受ける三浦元暉さん=浜田市三隅町古市場、アクアみすみ
 小学校5年生から卒業するまでは、野球にも取り組みました。中学校に入学し、水泳をやるか、野球をやるか悩(なや)みましたが「水泳は泳ぐだけでなく、水とふれ合う繊細(せんさい)なスポーツ。できるところまで挑戦(ちょうせん)したかった」と水泳を選びました。

 学校の授業(じゅぎょう)が終わると、月曜日以外の平日は、体幹(たいかん)トレーニングやチューブを使った筋力(きんりょく)トレーニングのほか、合計で5千~6千メートルを泳ぎ、体力を付け、技術(ぎじゅつ)を磨(みが)いています。土、日曜日は朝練習もあり、水泳漬(づ)けの毎日を過(す)ごします。「指導者(しどうしゃ)や練習するプールがないと水泳はできなかった」と感謝(かんしゃ)の気持ちを忘(わす)れません。

 昨年12月に山口市であった中国地方のトップレベルの選手が集まる合宿に参加しました。練習はきつかったものの、刺激(しげき)を受けたと言います。また研究熱心で、他の選手の泳ぎを参考にしたり、リズムを変えた泳ぎ方をしたりするなど、技術向上に余念(よねん)がありません。

 指導する阿瀬川文輝(あせがわふみてる)コーチ(48)は「練習法などを指示(しじ)することも少なく、他の選手の泳ぎを見て良いところを取り入れるなど、素直(すなお)な性格(せいかく)。中学生になり、フォームも良くなってきた」とたたえます。

 全国大会は「いいレースができ、2種目とも自己ベストが更新できて良かった」と振(ふ)り返ります。一方で「100メートルは目標にしていた53秒台に届かず、今後さらに練習を重ねたい」と意気込みます。


プロフィル

【好きな教科】理科
【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】
  世界で活躍(かつやく)するスイマー
【好きな言葉】継続(けいぞく)は力なり
【好きな食べ物】魚

2018年4月4日 無断転載禁止

こども新聞