女子ログ 気象病

 春らしくなってきた。陽気に誘われて外に出ると宍道湖畔は春がすみの幻想的な景色だった。残念ながらPM2・5だけど、それも季節の風物詩。

 この冬は実に寒かった。暖かくなったと思ったらまた寒さがぶり返し、近年はその差が激しいので体がついていくのが大変だ。季節の変わり目は調子が悪くなったり、体調を崩しやすかったりするのは当たり前なのだ。寒くて暗い日が続けば何となく気分も鬱々(うつうつ)してしまう。天気が良くて暖かくなってくれば、自然と外に出ようかという気持ちが湧く。体調も気持ちも大いに天候に影響されている。

 最近、天気予報でも気温差や気圧の変化が激しいときに「体調管理にはお気を付けください」という言葉をよく聞くし、「気象病」という言葉が浸透してきている。台風が近づくと頭痛がしたり、季節の変わり目にめまいがしたりという、さまざまな症状の総称だ。自律神経の働きや、気圧と血圧の関係などが科学的に研究されている。

 東洋医学でも昔からその関係性は気付かれていたようで、文献には季節に合わせた過ごし方が書かれている。

 現代科学と古くからの知恵を合わせて自分のパターンを知り、健やかに過ごしたいものだ。お花見は、冬に閉じていた身体が春に向かって開いていくために理にかなった風習なんだそうだ。まずはお花見に出かけよう!

(松江市・流流)

2018年4月6日 無断転載禁止