自然の中で遊び育って 市内初、NPO運営の保育所 7日 江津に開園

山林に設けた遊び場を紹介する盆子原拓理事長
 「自然の中で見守る保育」の実践を目指し、江津市跡市町のNPO法人「里山子ども園わたぼうし」(盆子原拓理事長)が7日、同町に小規模保育所を開園する。3月末で廃止となった市立跡市保育所の施設を活用しながら、地元に残る自然を生かした野外保育に力を入れる。

 1959年に開園した市立跡市保育所は少子化などで近年、入所児童数が10人程度で推移し、定員割れが続いていたため、市が廃止を決めた。跡市地域で野外保育イベント「森のようちえん」事業を企画してきた同NPOや地域住民が、同保育所の施設を活用した新たな保育所の開設を提案。市は施設や備品を無償貸与して支援することにした。

 入所児童は0~5歳児が対象で、保育職員5人のほか、給食の調理員1人、用務員1人、非常勤職員1人の計8人で運営する。午前中は基本的に近くの山林や河川などで自然体験を行う。開園時は市内一円から園児14人が入所する。

 盆子原理事長は「自然はたくさんのことを感じ、学べるフィールドだ。跡市地域の豊かな自然を生かした保育を展開したい」と意気込んだ。

 江津市内の12の保育施設のうち、NPOが運営するのは初めてとなる。

2018年4月6日 無断転載禁止