浜田高・山根さん JRポスター図柄考案 乗車時のマナー守って

完成したポスターを見る山根緑さん(右)
 浜田高校(島根県浜田市黒川町)美術部1年の山根緑さん(15)が、列車の乗車マナーの向上を呼び掛けるポスターの図柄を考案した。スマートフォンの操作に夢中になっている乗客を描き、周囲に配慮する大切さを訴える内容にした。JR米子支社管内の121駅で9月ごろまで掲示する。

 ポスターは、米子支社が展開する「通学生マナーアップキャンペーン」(10~13日)の一環で企画した。同校の美術部が昨年、豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の歓迎用横断幕を作った縁で米子支社が依頼し、山根さんの作品が採用された。

 公益財団法人・交通道徳協会米子支部が公募した2017年度の乗車マナー標語で優秀賞に選ばれた「スマホ客 画面見続け 周り見ず」をテーマに作成。車内で実際に見た光景を思い出し、座ってスマホを操作する男性の前で妊婦が立っている作品に仕立てた。妊婦のおなかの辺りでは、赤ん坊が男性を見つめている。

 ポスターはB1判で、150枚作製。米子支社の金田謙・営業課担当課長らがこのほど、同校を訪れて披露した。山根さんは「見えない命であっても、乗車マナーを見ていることを伝えたかった。意識の向上につながってほしい」と願った。

2018年4月11日 無断転載禁止