(4月9日~14日)島根

激しい揺れで倒壊した苅田神社の鳥居=大田市久手町
 ◆県西部で強い地震、大田で震度5強
 9日午前1時32分ごろ、県西部を震源とする地震があり、大田市で震度5強、出雲市、雲南市、川本町、美郷町で震度5弱など広い範囲で強い揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは約12キロ、地震の規模はマグニチュード(M)は6・1と推定される。津波被害はなかった。大田市では、気象庁の推定で震度6弱程度の揺れが起きたところもあった。多数の建物被害が発生し、同市にある世界遺産・石見銀山遺跡内でも石垣の崩落が確認された。

 ◆県知事が公務復帰
 食道がんの治療を受け、東京都内の病院を退院した溝口善兵衛知事が9日、公務復帰した。記者会見で1カ月半の入院生活を振り返り「長い間治療を受けなければならず、職務を全うできず誠に申し訳ない」と謝罪した上で、「引き続き県政のために対応していく」と県政運営への意欲を語った。

 ◆自治労が代表者会議、立民への移籍了承方針
 自治労県本部(成相善朗執行委員長、組合員数1万1千人)が10日、松江市内で代表者会議を開き、民進党籍を持つ組織内地方議員の立憲民主党への移籍を了承する方針を決めた。2019年の統一地方選や参院選をにらみ、立民支持をより明確にした形で、5月中旬に予定する民進党島根県連の定期大会前に地方議員の移籍が加速する公算が大きくなった。

 ◆処分取り消し求め、島根大教授が提訴
 島根大大学院医学系研究科の院生の履修コース変更届を本人の同意なく提出したなどとして、停職6カ月の懲戒処分を受けた医学部の50代男性教授が12日、大学に処分取り消しと約2800万円の損害賠償を求めて松江地裁に提訴した。教授によると、履修コースの変更届提出は「同意があった」として事実に反するなどと主張。大学側の調査についても十分な弁明の機会が与えられず、不当だと指摘した。

 ◆県警が持ち運び可能なオービス運用
 県警が、通学路や生活道路での自動車の速度違反取り締まり強化を目的に、持ち運び可能な取り締まり装置(オービス)を中国5県で初めて導入した。13日から運用開始。設置場所を選ばないため、道幅が狭い道での取り締まりが可能になる。オービスは、レーザーで自動車の速度を自動で割り出し、高性能なカメラで車両を捉える装置。違反者には後日、通知する。

 ◆コウノトリのひな2羽を確認
 雲南市教育委員会が14日、同市大東町大東下分に巣を作っていた国の特別天然記念物・コウノトリのつがいのひなが、ふ化し、少なくとも2羽を確認したと発表した。野生復帰を目的に放鳥を行う兵庫県立コウノトリの郷公園がある同県豊岡市以外で2年続けてひなが誕生するのは、徳島県鳴門市に次ぎ2カ所目となる。

2018年4月16日 無断転載禁止