津和野で国史跡指定記念 亀井家と永明寺展

国史跡に指定された永明寺などの関連史料
 津和野町後田の津和野藩主亀井家墓所と永明寺の国史跡指定を記念した特別展の2期展が、同町森村の町郷土館で開かれている。墓所や同寺に関連する貴重な古文書など計20点を展示しており、来場者の関心を集めている。5月14日まで。

 会場には、明治時代の廃藩置県を受けて上京した亀井家に向け、住民有志が津和野に残る墓所の管理を志願した書面でのやりとりや、亀井家が上京後の関東大震災で被災した墓所を津和野に移すことを報じた当時の新聞など、貴重な史料が並ぶ。寺の由緒や建築年月日などを記録した木製の棟札(むなふだ)や、墓所へ続く門の鍵などもあり、当時の様子を想像させる。

 同館の小杉紗友美主任学芸員(40)は「史料を見た後は、ぜひ墓所にも行ってもらい、雰囲気を実感してほしい」と話した。

 永明寺は津和野を治めた歴代の吉見、坂崎、亀井家の菩提(ぼだい)寺として知られ、今年2月、鳥取市気高町山宮の亀井家初代・茲矩(これのり)の墓とともに国史跡に指定された。

2018年4月18日 無断転載禁止