益田・住民グループ 美登鯉会 町おこし40年 次代の参考に

記念誌制作を機に、活動を振り返る井藤章雄さん(左)と内田博人さん(中央)、佐堂博さん
 益田市横田町の上野上町内の住民有志でつくる町おこしグループ「美登鯉(みどり)会」(澄川泰雄会長、21人)が、結成40周年記念誌「美登鯉会のあゆみ」を制作した。清流・高津川の夏を彩る恒例のいかだ流し大会で果たしたけん引的な役割や、市から委託を受けて行っている地域の水源地清掃など、取り組んだ活動をまとめた。

 同会は、約50世帯で構成する上野上地域を活性化しようとの思いから1979年、20~30歳代の地元住民有志25人で結成した。会の名前は、地区を流れる高津川の支流・後川(うしろがわ)を泳ぐコイにちなんで名付けた。

 記念誌は、40年の節目を控え、会員の思いや取り組んだ多彩な行事を記録に残そうと2017年2月ごろから発刊準備を開始。会員に寄稿を募り、残っている写真や資料の提供を呼び掛け、編集を進めた。

 手作りいかだで高津川を下るいかだ流し大会には欠かさず出場しており、いかだの写真や設計図なども掲載。地区のソフトボール大会の活気を伝える写真や、役員経験者の寄稿文なども紹介している。

 A4判、82ページ。50部印刷し、地元の豊田公民館や西益田小学校、横田中学校、会員宅などに配った。

 初代会長を務めた内田博人さん(79)、会結成時の発起人、井藤章雄さん(75)、記念誌の編集作業を担った佐堂博さん(74)の3人がこのほど、同市常盤町の市役所を訪れ、山本浩章市長に完成を報告。内田さんは「歩みをまとめることで、次代の取り組みの参考になればと思う」と後進の活動の継続に期待した。

2018年5月12日 無断転載禁止