女子ログ 新しい生活

 わが子はピカピカの1年生。大きな黒いランドセルを背負って、毎日約2キロの道のりを登校する。初めの1週間は6時に「学校!」と言って起きていたが、10日目で疲れが出たのか、早速の「行きたくない…」発言。なんとか1カ月を乗り切った。

 うれしさと、楽しさ、でも不安な気持ちをいっぱい大きなランドセルに一緒に詰め込んで、「ついてこなくて大丈夫!」と一人で歩く姿を見送り、これから楽しい学校生活が始まるよ!といってらっしゃいの声で毎日見送っている。

 いっぽう私も、この4月から資格を取るために通信制の大学に入学することを決めた。最短で2年の大学生活。「仕事と育児をしながら、単位が取れるだろうか」「どんな学校なのだろう。友達できるかな」と、息子と同じ気持ちを今、感じている。学ぶのに遅すぎることはない。やろうと思った時がその時で、どうしようと考えている時間ももったいないのだから、始めたもんがち!と願書を出した。

 お母さんもピカピカの1年生。地域の中で子どもたちを見守り育てていくように、私も一人では心細いと、どんどん自分からカミングアウトして、背水の陣に追い込んでいる。多くの人に支えられながら、暖かくなり新緑に包まれるこの奥出雲で、わが家もまた新しい生活が始まった。

 (島根県奥出雲町・かちゃぼ)

2018年5月12日 無断転載禁止