島根 攻守に圧倒 残留プレーオフ初戦白星 Bリーグ1部

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジック(リーグ18位)は12日、アウェーの富山市総合体育館でB1残留プレーオフ1回戦の第1戦を行い、富山グラウジーズ(同15位)を90-70で破り、先勝した。13日の第2戦に勝つか、1勝1敗で並んだ場合に続いて行われる前後半各5分の第3戦で勝てば1回戦を突破する。

 島根はアウェーの雰囲気にのまれることなく、前半に素早いパス回しから精度の高いシュートで主導権を握った。攻守がかみ合った後半に突き放した。

 B1昇格を懸けた2部(B2)プレーオフ準決勝で、B1ライセンスを持たないファイティングイーグルス名古屋が2勝した場合、島根は2勝目を挙げれば残留が決まる。

 第2戦は13日午後1時5分から同体育館で行われる。

【B1残留プレーオフ1回戦第1戦・島根-富山】第2クオーター9分30秒、島根の山本(左)がミドルを決め、48-38とする=富山市総合体育館
 残留プレーオフのもう1試合は12日、横浜ビー・コルセアーズ(リーグ16位)が西宮ストークス(同17位)に第2、3戦で連勝し、1回戦を突破した。

 ◇B1残留プレーオフ1回戦第1戦(12日・富山市総合体育館、2707人)

島  根 90 20-16 70 富  山
(リーグ    28-22    (リーグ
18位)    19-10    15位)
1 勝     23-22    1 敗

 島根 リバウンドから攻撃のテンポ上げる

 【評】島根はゴール下を固めた守備で相手のインサイド攻撃を抑えた。スコットらのリバウンドから攻撃のテンポを上げ、一度もリードを許さなかった。

 前半、ダブルチームや素早いカバーでゴール下を守り、相手エースの宇都や外国籍選手のポストプレーからの得点を最小限に抑え、流れを渡さなかった。攻撃では山本が13得点、ポマーレ、スコットがともに10得点するなど押し気味に進め、48-38で折り返した。

 第3クオーターは開始直後の山本のスチールからスコットのフリースローにつなげて勢いづいた。途中、ターンオーバーが増えたが、堅い守備で追い上げを許さず、スコットの17得点などで67-48として大勢を決めた。

 島根・山本エドワードの話 入りのシュートからタッチが良く、相馬が引きつけてくれたので気持ちよくシュートを打つことができた。残留の懸かる試合で結果を残したかった。第2戦もしっかり準備して戦いたい。

 島根・鈴木裕紀監督の話 素早い攻守の切り替えからリズムに乗る富山に対し、ケアレスミスをなくし、良い形で攻撃を終えることができたのが一番の勝因だ。2戦目は全く違うゲームになる。出だしからエナジーを持ってやりたい。

 島根は第1戦、2、3点シュート成功率が5割を超える精度の高さを見せた。次戦は後がない相手守備の厳しいマークにより、シュート精度が落ちることが予想される。攻撃がうまくいかないときこそ、当たりの激しい守備とリバウンドでリズムをつかみたい。

 守備は、内を固めて相手を勢いづかせなかったが、ゴール下の攻防はやや劣勢だった。リバウンドは富山より3本少ない35本で、自陣で相手センターらに奪われて防戦に回る時間帯もあった。スコット、ポマーレだけでなく、日本人選手がさらに体を張り、球際の競り合いを制したい。

2018年5月13日 無断転載禁止