輝く棚田と音楽満喫して 雲南・山王寺で20日フェス

野外音楽フェスティバルの会場予定地で、実行委員会メンバーらと打ち合わせする永瀬紀之さん(右から2人目)
 日本の棚田百選の一つ、山王寺棚田(島根県雲南市大東町山王寺)を望む交流施設「冒険の森てんば」の敷地内で20日、県内外の音楽家らを招いた野外音楽フェスティバル「Tanada(たなだ)Fes(フェス)」が開かれる。美しい景観の中で音楽を楽しんでもらおう、と市民有志が初めて企画。会場の一画には飲食物などを販売するマルシェも開設し、棚田の魅力発信と交流人口拡大にもつなげたい考えだ。

 同施設管理人で併設のカフェ運営も手掛ける永瀬紀之さん(47)=雲南市大東町山王寺=ら、20~50代の有志15人でつくる実行委員会が主催する。38世帯98人が暮らす山王寺地区は高齢化率が58%で、フェス開催には若者を地域に呼び込む狙いもあるという。

 当日は、打楽器と声で独創的な音楽を創り出す女性2人組「RaviRavi(ラビラビ)」や、昨夏に沖縄県から雲南市に移住したシンガー・ソングライターの比嘉まりこさんら計5組が多彩なステージを披露する。マルシェには、おにぎりやカレー、雑貨、アクセサリーなどを扱う15店が参加を予定する。

 入場料は1千円(小学生以下無料)で、午前10時開場。仲間と準備に奔走する永瀬さんは「5月は、水を張った棚田が陽光を浴びて輝く美しい時季。素晴らしい景色と音楽を多くの人に体感してほしい」と来場を呼び掛けている。

2018年5月17日 無断転載禁止