スポーツ振興貢献 荻原健司さん決意 邑南町アドバイザー就任

石橋良治町長(左)から委嘱状を受け取った荻原健司さん
 ノルディックスキー複合の五輪金メダリスト荻原健司さん(48)が18日、邑南町のスポーツアドバイザーに就任した。同町矢上の矢上高校で委嘱式があり、荻原さんが講演会などを通じた町のスポーツ振興への貢献を誓ったほか、生徒らを対象にした講演で、夢の実現に向けた心構えを説いた。

 2020年東京パラリンピックでゴールボールのフィンランド代表の事前合宿招致を目指す同町で、荻原さんが16年から、同国発祥のノルディックウオーキングの指導をしている縁で就任が決まった。

 式には、同校の全校生徒と町民ら約320人が出席。委嘱状を受け取った荻原さんは「微力ながら邑南町のスポーツ振興のお役に立ちたい」と決意を述べ、石橋良治町長は「子どもから高齢者までの元気づくりのためにアドバイスをもらいたい」と期待を寄せた。

 式後は、荻原さんが「夢をかたちに~オリンピック金メダルへの道のり」と題して講演。高校2年の時に出場した国際大会で最下位から2番目だったことを挙げ、「世界とはレベルが違い、競技に対する本気度も違った」と、競技への取り組み方を考えるきっかけになった経験を紹介した。

 将来、試練に直面することも予想される生徒らに「人に負けることはあっても、自分自身に負けないようにしてほしい」と訴えかけた。

2018年5月19日 無断転載禁止