秋のSLの姿思い描き 田んぼアート 津和野の英語塾生ら田植え

SLやまぐち号が通過する線路沿いで田んぼアートの田植えをする生徒ら
 JR山口線(新山口-津和野)の「SLやまぐち号」を稲で描く「田んぼアート」の田植えが19日、津和野町中座の水田であり、町営英語塾「HAN(ハン)-KOH(コウ)」に通う津和野高校の生徒と塾のスタッフ、JA職員ら計20人が、SLを思い描きながら苗を植えた。

 田んぼアートは2013年7月末の豪雨災害で運休したSLの復活を祈り、JAしまね津和野支店(津和野町後田)が14年に始めた。16年からは地元の生徒たちも田植えに加わり、SLの乗客を楽しませる恒例行事となっている。

 同町寺田の農業、青木和憲さん(66)が管理する15アールの水田に、JA職員がビニールひもを張り巡らせてSLを形作り、生徒らが丁寧に手植えした。田植えの途中、SLやまぐち号が近くを通過し、汽笛を鳴らして生徒らの労をねぎらった。9月には疾走するSLの姿が浮かび上がるという。

 収穫したコメは、同塾の夜食用に毎年無償で提供されている。3年連続で参加している同校3年の長田輪さん(17)は「SLの形になるのが楽しみ。今年もおいしいお米に育ってほしい」と汗をぬぐった。

2018年5月20日 無断転載禁止