女子ログ 経験して気付くこと

 夜中の1時32分、めきめきという音と揺れに目が覚めた。一瞬何が起こっているのか分からず、偶然その日横で寝ていた末娘に抱きついた。地震だと理解してからも長く激しい揺れは続いた。そして、揺れが静まりかけた頃、一斉にみんなの携帯の地震アラームが鳴り響き、一層恐怖心に拍車をかけた。すぐにテレビを付けると、まさかまさかの震源地は自分の住む町。震度は5強となっていた。私の中の「島根に大地震は来ない神話」はもろくも崩れ去った。

 落ち着いて見回すと、家族は全員無事で、被害も写真立てなどが倒れている程度だった。しかしそれよりも、ちょっとした音や揺れに対する不安や、地震への恐怖という心の被害が大きかった。

 そんな時、友達や親戚兄弟、そして好きなアーティストを通して知り合った方々から、心配しているという連絡をもらった。熊本地震の経験を踏まえて、災害時のアドバイスをくれる方もいた。このような時、人はやはり人に支えられるのだなぁとしみじみ感じ、穏やかな日々を暮らせることにもまた感謝の気持ちが湧いてきた。

 あの日以来、寝る前には「地震が来ませんように。明日がまた無事に訪れますように」と唱えて眠りにつき、朝を迎えられたことに感謝し、その日を笑顔で生きたいと思うようになった。

(大田市・パステルうさぎ)

2018年5月22日 無断転載禁止