女子ログ 娘と私の幼稚園

 この春、3歳の娘が幼稚園に入園した。親と離れるのはまだ寂しそうだが、楽しく通っている様子に、わが子ながら感心している。

 というのも、私自身は大の幼稚園嫌いだったから。初めは、3歳上の姉が通う幼稚園に憧れていた。かわいいバスで通園し、毎日バトントワリングや鼓笛隊の習い事をし、キラキラのスパンコールをつけたひらひらの衣装を身にまとって踊ったり歌ったりする。踊りも歌も大好きな私は姉の幼稚園に憧れ、自分も通う日を心待ちにしていた。

 がしかし、無情にも(?)、私の入園前に親の引っ越しが決まり、姉とは違う幼稚園へ…。そこは通園バスも、親の送り迎えもなく、園児のみの集団登園。バトンも鼓笛隊もなく、スモック姿で一日中自分の好きな遊びをし、暑い日は上半身裸で走り回る、とっても自由で野性味あふれる教育方針だった。あまりのギャップがショックで、登園を嫌がる日が続いた。そのうち慣れて通うようになったそうだが、そんなほろ苦い経験があるので、娘の姿はとても頼もしい。

 実は大人になって姉と話をしたところ、姉は踊りも歌も特段好きではなく、むしろ工作やお絵描きがしたかったため、私がうらやましかったとのこと。合う合わないってあるんだなぁと感じつつ、今は娘にお友だちができますように!と願う母なのでした。

(松江市・ぽよ美)

2018年5月25日 無断転載禁止