女子ログ 生き物から学ぶ

 家の周りの田んぼに水が入り、カエルの鳴き声がより一段と大きくなった。

 3歳の息子は毎朝毎夕、カエルやイモリを探しに田んぼに出て行く。捕まえては虫かごや瓶に入れて満足げな表情を浮かべている。大人たちが「わ! 気持ち悪い!」などと言えば言うほど喜んで捕まえてくる。

 息子が通う幼児園は、園庭に川が流れていて、そこでもカエルやミミズを捕まえているそうで、息子は一日中、生き物と遊んでいることになる。

 カエルと言ってもアマガエルだけでなく、大きなトノサマガエルやモリアオガエルなど都会では見られない種類も捕まえてきて、見せてくれる。おなかの赤と黒のまだら模様が特徴的なアカハライモリも、尻尾をつかんで自慢げだ。

 生きる、死ぬ、食べる、食べられる、うれしい、悲しいなどさまざまな生の営みや感情を生き物から学んでいるようで、会話の中からも生き物をよく観察しているのが伝わってくる。

 どこでもはだしで駆け回り、泥だらけになって遊ぶ息子は危なっかしくて目が離せないが、田舎暮らしならではの四季を満喫している。日に日にたくましくなる息子たちをこれからも見守っていきたい。

 (島根県奥出雲町・えちご)

2018年5月26日 無断転載禁止