厳かな舞を喜多会奉納 売豆紀神社

謡いに合わせて舞う青木恵里奈さん(右奥)
 能楽「喜多流」の松江喜多会(松浦達夫会長)が27日、松江市雑賀町の売豆紀(めづき)神社で仕舞大会を開き、厳かな舞を奉納した。

 同神社への奉納は37年ぶりで、山陰中央新報社文化センター松江教室の受講生ら約20人を含め、同教室の講師を務める門脇利尹(としただ)さん(89)に師事する約50人が舞台に立った。

 「玉井(たまのい)」は、古事記を基に釣り針をなくした「山幸彦」の心情を男性14人が情感たっぷりに謡い上げた。「竹生島(ちくぶしま)」では、松江市竹矢町の小学校教諭、青木恵里奈さん(27)が力強い足音を響かせながら、男性たちの謡いに合わせてりりしい表情で竜神の舞を披露した。

 青木さんは「緊張したが、龍神になりきって堂々と舞った」と笑顔で話した。

2018年5月30日 無断転載禁止