錦織一進一退 2回戦・ペール戦 ミスで追い付かれ1-1

男子シングルス2回戦でリターンする錦織圭=パリ(共同)
 【パリ=本紙特派員・藤井俊行】テニスの全仏オープン第4日の30日、男子シングルス2回戦で第19シードの錦織圭(日清食品)は、センターコートのフィリップ・シャトリエの第3試合で世界ランキング51位のブノワ・ペール(フランス)と対戦した。6-3、2-6で第3セットに入った。

 第1セットは相手のミスに乗じて、第6ゲームから4ゲームを連取した。第2セットはサーブが安定せず、フォアのミスも目立ち、計3ゲームをブレークされて落とした。


サーブ乱れリズム崩す

 地元の大声援を受ける難敵のブノワ・ペールとの2回戦。「タフな試合になる」と錦織が警戒した通り、一進一退の攻防となった。

 ペールは200キロ超の強力なサーブを放ったかと思えば、繊細なドロップショットも兼ね備える。プレースタイルに幅がある一方、1試合の中で調子に波があり、リズムがつかみにくい相手だ。

 ただ、3勝2敗と拮抗(きっこう)する対戦成績もクレーでは2戦2勝。球足の遅いコートで、第1セットは錦織のストローク力が光った。

 ベースラインより下がって打ち合いを挑んできたペールが中盤、徐々にいらだち始めた。ミスの数は錦織が「4」に対し、ペールが「11」と大きな差が生まれた。

 第1サーブの確率が33%と苦しむ相手をよそに、錦織は3-3で迎えた第7ゲーム、下がらずに打ったリターンショットで流れをつくり、ブレークに成功。第9ゲームもブレークした。

 第2セットは錦織のサーブが乱れた。ブレークし合った直後の第3ゲーム、連続ダブルフォールトなどで再びブレークを許した。第7ゲームもダブルフォールトを一つ犯すなどブレークされ、2-6で落とした。

 このセットは三つのダブルフォールト、第1サーブの確率は58%、ミスの数も「15」とリズムを崩した。

2018年5月31日 無断転載禁止