女子ログ うれしいプレゼント

 先日、近くの実家に住む86歳になる祖母と5歳になるおいっ子が私の住宅に訪ねてきた。何かと思い、出てみると「これ、あげるね」とおいっ子が言った。渡してくれたのは2人で散歩の途中に摘んだお花だった。それを花束にして持って来てくれたのだ。突然の訪問とプレゼントに驚き、うれしい気持ちになった。

 思い返せば、私が子供の頃も、よく祖母が庭の花を摘んで学校に持たせてくれた。それを自分の学級の教室に飾っていたことをよく覚えている。四季折々の花を持たせてくれたので季節を感じることができ、その花があるだけで教室が明るくなったことも思い出した。

 そのときと同じように、私も2人がくれた花を自分の部屋に飾ってみた。花束にはクローバーやシロツメクサなども交じっていて、それもまたかわいかった。飾ってみると、植物があるだけで部屋の雰囲気が変わった。

 その日は疲れてベッドで休んでいたのだが、2人からのプレゼントで元気をもらったような気がした。そして、世代の違う祖母とおいっ子があーだこーだ言いながら散歩をし、花を持ってきてくれたかと思うとほほえましく思えた。

 散歩をしたり、花を眺めたり、それを部屋に飾ったり、そんな習慣が心の栄養になること、そんな余裕を持つことの大切さを2人から教えてもらった。

 (島根県奥出雲町・バタフライ)

2018年6月2日 無断転載禁止