不昧に思い 巡らせ学ぶ まつえ茶の湯講座始まる

不昧流の作法を学ぶ参加者=松江市北堀町、赤山茶道会館
 松江のお茶文化に親しんでもらおうと、山陰中央新報社文化センターが企画した「まつえ茶の湯講座」の初回セミナーが2日、松江市北堀町の赤山茶道会館であった。参加した19人が大名茶人として名をはせた松平治郷(号・不昧)に思いを巡らせ、茶席の基礎知識や作法を学んだ。

 「不昧公200年祭」の記念事業の一環として開催。12月までに、お茶のたて方や茶室の知識を学ぶセミナーと、茶わんや和菓子作りを体験するワークショップを計8回開く。

 この日は、治郷を流祖とする不昧流不昧会の8人を講師に、テーブルでたてる簡易作法を学んだ。茶わんの正面が自分に向くように扱い、座ってお辞儀する際に手のひらを畳に付けないといった不昧流の特徴的な作法に倣って楽しんだ。

 参加した松江工業高等専門学校4年の佐川優希さん(18)は「地元の文化に触れることができた。もっと身近にお茶をたてる機会を持ちたい」と話した。

2018年6月3日 無断転載禁止