参勤交代の街道 100キロで健脚競う 津和野・早駆け大会に73人

スタート前に気勢を上げる参加ランナーたち
 津和野藩の参勤交代道として使われた旧津和野街道に沿って健脚を競う「津和野街道早駆け大会」がこのほど、津和野町と広島県廿日市市を結ぶ100キロのコースで開かれた。個人、リレーの各部門に出場した参加者が、街道の歴史に思いをはせながら、島根、山口、広島の3県にまたがる山道を駆け抜けた。

 個人57人と4人一組リレー4チームの計73人が参加。午前5時に同町後田の鷺舞モニュメントを出発し、14時間の制限時間で、吉賀町や岩国市を経てゴールの正覚院(広島県廿日市市)を目指した。

 今回は、昔ながらの田園風景や豊かな自然が広がる標高差約950メートルのコース。吉賀町内の給水ポイントでは、同町真田の六日市医療技術専門学校の生徒らが声援や給水補助の役割を担い、選手の力強い走りを後押しした。49人が制限時間内に完走した。

 地域活性化を狙いに、沿線の商工団体関係者などでつくる実行委員会が企画し、2回目。副実行委員長の糟谷直輔さん(32)は「大会を通じて津和野、吉賀両町の魅力が全国に広がるよう、来年以降も開催していきたい」と話した。

2018年6月5日 無断転載禁止