女子ログ 洗濯が好き

 家事でいちばん何が好きかと聞かれたら、洗濯と即答する。家事のなかだけでなく、読書や旅行と並ぶくらい洗濯が好きだ。

 洗濯機が回っている音も好き。干すのも好き。干し終わった後、干した洗濯物の色合いを見るのも好き。今日は赤が差し色になっていてかわいいなとか、ひとり悦に入る。そして、洗濯物が風に吹かれて揺れているのを見ると、なんともいい気持ちになる。

 先日、松江で催されていた型染め作家の関美穂子さんの展示会に行った。そこで1枚の絵を購入した。夜に少女が布や靴下や花などをピンチハンガーに干している絵で、洗濯好きにはたまらない。さらにそのタイトルを見て驚いた。「ゴミ屋敷の洗濯物」。まさにそれ、私のことなのでは。

 物が好きで、買い物も好きなので、どんどんどんどん物が増えていく。どれも気に入っているので捨てる物もない。でも、どうにもこうにも片付けられない。

 そして、思い当たった。洗濯が好きなのは、わが家で数少ない片付いたものが見られるからかも。いそいそと買った物たちが、干したときだけ埋もれず、本来の魅力を解き放つからかも。畳んだもののたんすにしまってない洗濯物を見ながらそうかもそうかもと思っている。

 (鳥取県八頭町・桃子)

2018年6月6日 無断転載禁止