輝(き)らりキッズ ピアノコンクールで活躍

努力惜しまず練習

  全国や中国大会入賞

    今井 歩未(いまい あゆみ)さん(江津中3年)

一つ一つの音を確かめながらピアノを練習する今井歩未さん=江津市和木町、住田ピアノ教室
 ピアノの腕(うで)を磨(みが)き、各地の大会で活(かつ)躍(やく)している中学生が江(ごう)津(つ)市内にいます。江津中学校(江津市江津町)3年の今(いま)井(い)歩(あゆ)未(み)さん(14)です。幼(おさな)い頃(ころ)から地元のピアノ教室で学び、全国の若者たちが参加するショパンコンクールなどの著(ちょ)名(めい)な大会に出場し、成(せい)績(せき)を残しています。

 ピアノを始めたのは4歳(さい)の時です。同じくピアノを習っていた五つ年上のお兄さんが楽しそうにピアノを弾(ひ)く姿(すがた)を見て「自分もやりたい」と思ったのがきっかけといいます。

 江津市和(わ)木(き)町にある住(すみ)田(た)ピアノ教室に入り、練習を続けてきました。現(げん)在(ざい)は毎週2回通って、1時間ずつ、住田智(さと)子(こ)先生(57)の指(し)導(どう)でみっちりと練習しています。

 家でも毎日、1~2時間は弾き込(こ)みます。コンクールの前には課題曲になっているバッハやショパンなどの曲の難(むずか)しい部分を中心に繰(く)り返し練習します。

 練習の間は「一つ一つの音に気をつけながら弾いている」と言います。鍵(けん)盤(ばん)を押(お)す指の微妙(びみょう)なタッチやピアノから出る音の変化に集中しながら何度も弾いて習得していきます。

吹奏楽部の仲間と談笑する今井歩未さん(右)=江津市江津町、江津中学校
 コンクールには小学1年生の頃(ころ)から出場し始めました。4年生からは全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)の大会やショパンコンクールインアジアなどで毎年、全国大会に出ています。6年生の時にはショパンコンクール全国大会で銅賞(どうしょう)を受賞。アジア大会に出て入選しました。中学2年生ではショパンコンクールの中国地区大会で銀賞に選ばれて全国大会に進み、入選するなど、数多くのコンクールで活躍しています。

 長年、指導してきた住田先生は「人の心に響(ひび)く魅力(みりょく)的な音を出し、説得力(せっとくりょく)のある演(えん)奏(そう)ができる。器用なほうではないが、自分が求める音楽を造(つく)るために、努力を惜(お)しまないところがすごい」と評価(ひょうか)しています。

 今井さんは「ピアノを弾くときは感(かん)性(せい)が大切になると思う」と語り、国内外のピアニストの演奏を聴(き)いて勉強しています。

 中学校では吹(すい)奏(そう)楽(がく)部(ぶ)に所(しょ)属(ぞく)し、パーカッションを担(たん)当(とう)しています。「一人で弾くピアノと違(ちが)い、吹奏楽には大人数で音を合わせる楽しさがある」と言います。

 音楽の奥(おく)深い魅力を味わい、「将来(しょうらい)は音楽に携(たずさ)わる仕事に就(つ)きたい」と夢(ゆめ)を膨(ふく)らませています。


プロフィル

【趣味(しゅみ)】ロボットの設計(せっけい)、習字
【好きな教科】数学
【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】 音楽関係の仕事
【尊敬(そんけい)する人】バッハ

2018年6月6日 無断転載禁止

こども新聞