子どもの読書活動推奨に功績 優秀図書館に浜田中央

「子どもの読書活動優秀実践図書館」の表彰状を持つ宇谷緑館長
 浜田市黒川町の市立中央図書館が、子どもたちの読書活動の推奨に功績のあった図書館を文部科学大臣が表彰する2018年度の「子どもの読書活動優秀実践図書館」に選ばれた。前身の図書館の時代を含めて40年以上続けている「子ども読書会」や、図書を使った調べ学習を支援する講座などに力を入れている点が高く評価された。

 前身の市立図書館は同市殿町に1969年に設けられ、周辺の4町村と合併した2005年に「市立浜田図書館」と改名。13年に現在の場所に移転新築した。所蔵する約17万冊の図書のうち約5万冊が子ども向け図書で、毎年延べ1万2千人前後の児童が利用している。

 子ども読書会は市立図書館時代の1972年に開始。参加者全員で同じ図書を音読し、要約や感想などを発表し合う。現在は月1回、市内4カ所で実施し、毎月参加した児童生徒には表彰状を贈っている。

 また、子どもたちが調べ学習に応じて図書館司書らに必要な分野の図書を相談できる「調べる学習応援講座」を2015年ごろに開設し、情報収集能力の向上に寄与している。

 同館の宇谷緑館長(62)は「子どもたちや地域の方々など、多くの支えのおかげで受賞できた。今後も教育機関と連携を深めながら、子どもたちの読書活動を支援していきたい」と話した。表彰式は4月23日に東京都内であった。

 この他、県内からは子どもの読書活動優秀実践校として安来市立十神小学校と大田市立仁摩小学校、益田市立高津小学校、優秀実践団体としてつくしんぼの会(大田市)が選ばれた。

2018年6月13日 無断転載禁止