優雅な花 城下町彩る 津和野でハナショウブ見頃

殿町通り沿いの掘割に咲き誇るハナショウブ
 国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されている島根県津和野町後田の殿町通りで、ハナショウブが見頃を迎えた。優雅な花が初夏の城下町を彩り、観光客や町民らを楽しませている。

 通りには数百匹のコイが泳ぐ約200メートルの掘割があり、約千株のハナショウブが植えられている。6月初旬から開花し、白や紫色の花が美しさを競うように咲き誇っている。

 町出身の文豪・森鴎外も学んだ藩校養老館や津和野カトリック教会なども立ち並び、大勢の観光客が、城下町と花が調和した景色に見入っている。

 和歌山県田辺市から訪れたパート従業員、井戸津由紀さん(23)は「丁寧に手入れされており、とても色鮮やかで心が和む」と話した。

 町商工観光課によると、花は来週末ごろまで楽しめるという。

2018年6月13日 無断転載禁止