学習素材として活用術は 江津市教育研究会で新聞教室

新聞を学習素材に使った授業例として、記事のスクラップを体験する参加者たち
 江津市内の小中学校の国語教諭でつくる「江津市教育研究会国語部」の研修会が13日、同市二宮町神主の市立青陵中学校であった。講師を務めた山陰中央新報社の水野幸雄NIE担当が、これまで県内の学校で行ってきた新聞教室での実践例を紹介し、参加者17人が学習素材としての新聞活用術を学んだ。

 水野担当は、米朝首脳会談を取り上げた新聞各紙の記事を示し、「新聞の読み比べ」を提唱。「同じテーマでも、各紙で紙面での扱いや切り口が違う。読み比べることで、情報分析力が磨かれる」と強調した。

 4こま漫画を教材にした例として、バラバラにしたこまを物語を予想して並べ替える実践や、最後のこまのせりふを予想する「オチを考えよう」などを挙げた。文章力アップや自身の考えを発信する楽しさを知る方法として、投稿欄の活用も提案した。

 市立江津中学校の山本由紀子教諭(58)は「新聞を読む機会がない子どもは多い。今日の事例を参考に学校で取り組んでみたい」と新聞の活用に関心を示した。

2018年6月15日 無断転載禁止

こども新聞