中国高校ホッケー 横田男子 全勝で優勝

【男子リーグ戦・横田-八頭】第3クオーター7分、横田のFW松島貴也(中央)が勝ち越しゴールを決め、2-1とする=広島広域公園第二球技場
 三重県を主会場にある東海総体(インターハイ)予選を兼ねた第39回中国高校ホッケー選手権の最終日は17日、広島市の広島広域公園第二球技場で行われ、横田が2年連続で男女優勝を果たした。男子は28年連続34度目、女子は2年連続30度目の栄冠。男子2位の八頭を含め、山陰両県勢が男子2、女子1のインターハイ出場枠を独占した。

 トーナメント戦の女子の決勝は横田と八頭の対戦となり、0-0で迎えたシュートアウト(SO)戦を横田が5-4で制した。リーグ戦の男子は、残り4試合と15日に雷のため中断した横田-高森(山口)戦があり、ともに3勝で迎えた横田と八頭の一戦は2-1で横田が制し、4戦全勝で優勝。八頭は3勝1敗で2位となった。

 東海総体のホッケーは7月28日から5日間、岐阜県各務原市で行われる。

鍛えた走力 縦横無尽

 男子リーグ戦の3戦全勝同士による一戦は、運動量で勝った横田が八頭を2-1で破り、連覇を28に伸ばした。ライバル相手に攻めの姿勢を貫き、MFの石原貴幸主将は「走るホッケーができた」と胸を張った。

 第1クオーター4分に先制されたが、「すぐ取り返せるぞ」と選手に焦りはなかった。10分後、MF加村広幸がゴール前で倒されてペナルティーストロークを獲得。確実に決めて振り出しに戻した。

 6月初めごろまで人工芝の張り替えで学校のホッケー場が使えず、ひたすら走り込んだ。その成果を示すように、大会最後の試合もスピード豊かな攻撃を展開。積極的なロングパスや素早いサイドチェンジで縦横無尽にボールを動かした。

 第3クオーター途中から相手の足が止まると、FW松島貴也がパスで放ったボールがそのままゴールに入り、決勝点となった。

 春は昨年の全国上位校などと練習試合を重ね、今の実力は「全国8強レベル」(伊藤直登監督)。7年ぶりの夏の頂点に向け、石原主将は「パスの精度、戦術の質を高めたい」と表情を引き締めた。

2018年6月18日 無断転載禁止