ロシア海洋国立大の大型帆船 25日に浜田港長浜埠頭に入港

2008年10月に浜田港で歓迎を受けるナジェジュダ号(資料)
 県立大(本部・浜田市野原町)と交流協定を結んでいるロシア海洋国立大(ウラジオストク)の大型帆船「NADEZHDA(ナジェジュダ)号」(2297トン)が25日、浜田市長浜町の浜田港長浜埠頭(ふとう)に入港する。両大の親善を深めるための寄港で、29日までロシア人学生が浜田、江津両市で学生や市民と交流するほか、船の一般公開を予定している。

 日ロ両政府が2018年を「日本におけるロシア年」と定めたのを機に、海洋国立大側が県立大側に入港を提案した。同船の浜田港への寄港は08年10月、09年10月に続き3度目。学生120人を含む170人が乗船し、25日午後5時半に長浜埠頭に入港する。

 滞在期間中は、県立大浜田キャンパスなどで学生同士が親睦を深めるほか、日露戦争中に江津市沖で沈没したロシア艦隊の輸送船「イルティッシュ号」の乗員を住民らが救助した史実が残る同市和木町で交流行事を予定している。船の一般公開は28日午後2時から同5時まで。見学には運転免許証など写真付きの身分証明書が必要となる。

 両大は、08年の同船の入港をきっかけに交流が始まり、10年8月に協定を締結した。09年度から17年度まで計29人の県立大生が海洋国立大で研修し、海洋国立大からは計11人を短期留学で受け入れるなど友好関係にある。

 県立大国際交流課の岩本哲課長は「交流の機会が少ないロシアの学生が多く訪れることで、県立大の学生が、ロシアでの研修や長期留学に興味を持つきっかけとしてほしい」と話した。

2018年6月23日 無断転載禁止