女子ログ 小学生マインド

 結婚、出産、育児を経た後、社会復帰して一段落。人間関係が楽になったなと思うことがよくある。

 特に男性とぶつかることが減った。以前の私は男性に厳しく、対立することが多かったが、今はそれがない。最近の私は、男性に対して至極親切で、実際よく「好き」という気持ちで彼らに接している。

 思えばこれって、小学生の頃のマインドに近い。担任の男の先生も、同級生の男子も、ジャニーズのアイドルも、お隣のおじさんも、芥川龍之介もみんな好き。好きという気持ちの種類は違うのだけど、それらが全部ごちゃ混ぜになって、でも調和している状態。

 きっと思春期を迎えた辺りからは、女性としての目線で男性を見るようになり、恋愛に直結するような「好き」だけを追い求めていたから、男性に対して変に批判的になっていたのかもしれない。出産育児を経て40近くになった私は、そんな雑念の時代を卒業し、また男性をいろんな意味で「好き」と思えるようになったのだ。

 初夏の透き通った空を見上げながら、小学生マインドの私は、思いつく限り男性にファンレターやラブレターを書きたい、なんて思っている。でも実年齢40目前の私が「後々面倒なことになるから、それはやめておきなさい」とその気持ちを制している。年を重ねるって面白い。

 (雲南市出身、香川県直島町在住・ゆかりんご)

2018年6月23日 無断転載禁止