玉太りや糖度上々 浜田・和田の桃 出荷始まる

桃の選別作業をする桃和会の会員
 島根県浜田市旭町和田地区で26日、特産「和田の桃」の出荷が始まった。色づきが良く、例年以上の甘さだった昨年並みの糖度があり、生産者らが袋詰めなどに取り組んだ。

 同地区では、一度途絶えた桃の栽培を復活させようと、地元有志による「桃和(ももわ)会」が約30年前に発足し、生産を続けている。

 同会によると、今年は4月上旬の霜の影響で出来具合が心配されたが、その後は好天が続き、まとまった雨も降ったため、色づき、玉太りとも上々に仕上がった。糖度は12.5~13度と、これまでにない甘さだった昨年に迫るという。

 この日は、会員7人が、収穫した桃を持って選果場に集まった。甘い香りが漂う中、早生(わせ)品種の大きさなどを確認し、一つずつネットで包み、かごやケースに入れた。

 出荷作業は、時期に応じて品種を変えながら、8月10日ごろまで行う予定。例年並みの約5トンの出荷を目指す。木村豪成会長(76)は「天気に恵まれ、例年よりも3日早く出荷できた。おいしい桃を味わってもらいたい」と話した。

2018年6月27日 無断転載禁止