稀勢の里、連合稽古で精彩欠く 平幕竜電に5勝4敗

 竜電(右)と稽古する横綱稀勢の里=名古屋市の鳴戸部屋宿舎

 大相撲名古屋場所(7月8日初日・ドルフィンズアリーナ)に向けた2日間の二所ノ関一門による連合稽古が29日、名古屋市緑区の鳴戸部屋で始まり、左大胸筋などのけがのため7場所連続休場中の横綱稀勢の里は平幕竜電に5勝4敗と精彩を欠いた。

 出場が不透明な状況で不安が増す内容だった。勝っても左四つの盤石の体勢はなく苦戦が続いた。復活の鍵となる左おっつけで崩せず、得意の左差しを封じられる場面が目立った。敗れた相撲は腰が高く、もろ差しを許すなど課題が浮き彫りになった。報道陣に何かを試すこともあったか問われると「いや、まあ、しっかり」とだけ話し、足早に車に乗り込んだ。

共同通信社 2018年6月29日 無断転載禁止