女子ログ 私の運動嫌い

 私は学生時代、体育の時間が好きではなかった。もともと持つぜんそくのせいもあると思うが、体を動かすこと全般が苦手で、できないからやらない、そして嫌いになるという典型的なパターンだった。どのくらい苦手だったかというと、50メートル走のタイムは10秒。バスケットボールの試合では仲間に付いていけず、皆が攻めているコートの反対側で1人座って眺めているという相当なものだった。

 大人になって、毎日元気に過ごし、年をとっても健康でいるには、運動が大切だなあと感じてはいるが、学校の体育の時間に運動の楽しさを見つけられなかった私は、今も苦手なままだ。

 しかし、子どもが大きくなるにつれて、週末に一緒に公園で遊んだり、小学1年生になる息子とバドミントンや卓球をして遊んだりする時間が増えてきた。

 「一緒にやろうよ」と言われると断れず、そんな私でも一緒にやると当たり前だが、私の方ができるので「お母さん、うまい!」「お母さんには勝てんわ」と言われる。まんざら悪い気はせず、「また一緒にやろうね」と声を掛ける自分がいることに驚く。

 あんなに嫌いだった体を動かすこと。子どもと一緒に楽しむのは悪くないなと感じ、そう遠くはないであろう私が負ける日までには、苦手な運動も少しずつ好きになれたらいいなと思っている。

 (島根県奥出雲町・かちゃぼ)

2018年6月30日 無断転載禁止