育てた小麦 園児と収穫 パン専門店 共同でクッキーづくりへ 大田

保育園児たちと小麦を収穫する日高晃作さん(右)
 世界遺産の石見銀山遺跡の中核地域・大田市大森町にあるドイツパン専門店「ベッカライ・コンディトライ・ヒダカ」代表の日高晃作さん(37)がこのほど、向かいの石見銀山大森郵便局前のプランターで育てた小麦を、近くの大森さくら保育園の園児と一緒に収穫した。今後、園児とのクッキーづくりなどに使い、交流する。

 同郵便局では、局前にプランターを置き、「ミニ水田」として稲を作り、園児と収穫するのが十数年続く恒例行事だった。

 行事は昨年を区切りに終わり、日高さんが「稲の成長を見るのは自分も楽しみだった」と新たな企画を検討。パンの原料となる小麦栽培を思い付き、親交のある同市水上町の農業高木正博さん(57)の協力を得て昨年12月、縦60センチ、横90センチのプランター6個に種をまいた。

 麦の画像を高木さんに送りながら指導を仰いで栽培を続け、無事に高さ約80センチの穂が実った。

 この日、園児7人と日高さん、高木さんらで鎌を使って刈り取った。日高さんは「製粉し、ぜひ子どもたちと共同でクッキーなどを焼いてみたい」と構想を膨らませ、「来年以降も小麦の栽培を続けたい」と笑顔で述べた。

2018年7月1日 無断転載禁止