弁慶ライド2018 愛好家172人 自然満喫

スタート直後の坂道で気持ちよさそうにペダルをこぐ参加者=鳥取県大山町大山
 大山開山1300年祭を記念した「鳥取~島根 山陰真ん中ぐるっとサイクリング大会 弁慶ライド2018」が1日、鳥取県大山町大山の大山博労座駐車場を発着点に初めて開かれた。全国の愛好家172人が参加。武蔵坊弁慶が一夜にして同町の大山寺から出雲市の鰐淵寺まで釣り鐘を運んだ伝説にちなんだ急勾配もある全長200キロのコースで、中海・宍道湖・大山圏域の豊かな自然と人情を体感しながら銀輪を連ねた。

 全国的に人気のサイクリングを切り口に地域振興を図ろうと、鳥取、島根両サイクリング協会と山陰中央新報社でつくる実行委員会が開催。17府県の20歳代~60歳代の男女が参加した。

 開会式は同駐車場であり、石水正奉実行委員長(74)が「この圏域は豊かな歴史と自然に恵まれ、サイクリングに最適。地元の皆さんのおもてなしもあり、時間がゆっくり流れる地方の良さを満喫してほしい」と呼び掛けた。

 参加者は午前6時半に大山博労座をスタートし、米子市などを経て安来市に入り、中海の景観を楽しみながら松江市に進んだ。鰐淵寺のある出雲市平田地域の平田本陣記念館で、住民から冷やしぜんざいの振る舞いを受けて英気を養い折り返すと、境港市などを通り大山を目指した。

 コース終盤には最大の難所、標高差約600メートルの上り坂が待ち構え、参加者は懸命にペダルをこぎ、ゴール後は仲間と握手を交わして健闘をたたえ合った。

2018年7月2日 無断転載禁止