(6月24日~30日)島根

 ◆浜田市が石見神楽の日本遺産認定目指す

 浜田市が、県西部の伝統芸能・石見神楽の日本遺産認定を目指すことが6月25日、分かった。県西部の周辺市町や神楽関係団体と連携を深めながら、文化庁への申請に必要な歴史的ストーリーを構成し、早ければ2019年2月に届け出る。同市は認定で石見神楽に付加価値を持たせて国内外で知名度を高めるほか、要望活動を展開する20年の東京五輪・パラリンピックでの上演への追い風としたいとしている。


 ◆県が地方大学・地域産業創生交付金制度に申請へ

 東京への人口一極集中是正を目的に国が2018年度に設けた地方大学・地域産業創生交付金制度に、県が申請することが6月26日、分かった。島根大(松江市西川津町)や松江工業高等専門学校(同市西生馬町)、県内の特殊鋼産業の強みを生かし、高度人材の育成や世界最高水準の研究拠点づくりを進め、地域産業の活性化を図り「先端金属素材の聖地『島根』」を目指す。7月下旬に申請する考え。


 ◆災害時住宅再建、県が一部損壊助成を恒久化方針

 県が、県西部を震源とする地震を受けて対象を一部損壊などに拡大した住宅再建助成制度に関し、制度を恒久化する方針であることが6月27日、分かった。今後、災害が発生した際に迅速に支援策を講じるのが狙い。県内の19市町村に意見照会しており、今秋の制度設計を目指す。


 ◆3市が原発「立地並み」安全協定締結申し入れへ

 中国電力島根原発(松江市鹿島町片句)から30キロ圏内に位置する島根側の出雲、安来、雲南3市が6月28日、中電に立地自治体並みの安全協定締結を申し入れると発表した。3市長が7月4日に広島市中区の中電本社を訪れ、清水希茂社長に直接要請する。また、3市のまとめ役を務める安来市の近藤宏樹市長は、鳥取側の米子、境港両市と近く意見交換する場を設けたい考えを示した。


 ◆法令違反や劣化のブロック塀、5市町14校で確認

 大阪府北部で起きた震度6弱の地震で、倒壊したブロック塀の下敷きとなり小学4年女児が死亡した事故を受け、県教育委員会と県内19市町村教委が安全点検した結果、松江、出雲、益田など5市町の計14校で劣化や建築基準法に合わないブロック塀があったことが6月28日、分かった。他の市町村は今後点検を進める予定で、県教委や市町村教委は撤去など必要な対策を検討するとしている。


水田で餌を探す親鳥「げんきくん」(左から4羽目)と幼鳥たち。左から3羽目が最後に巣立った幼鳥=雲南市大東町大東下分
 ◆雲南のコウノトリ、最後の4羽目巣立ち

 雲南市教育委員会が6月25日、同市大東町大東下分で生まれた国の特別天然記念物・コウノトリの4羽目の幼鳥が巣立ったと発表した。今春、同所で誕生したひな4羽がすべて無事に巣立った。1971年に国内の野外でコウノトリがいったん絶滅した後、同じ巣から4羽が巣立ったのは初めて。

2018年7月2日 無断転載禁止