100回目の夏 もうすぐ 高校野球鳥取県大会

大谷渓一朗主将(左から2人目)の話を聞くチームメート=日野町根雨、日野高校
 昨秋と今春の高校野球鳥取県大会で部員不足から連合チームを組んだ、日野高(鳥取県日野町根雨)と倉吉農業高(倉吉市大谷)が、新入部員の獲得で、14日開幕の夏の県大会では単独チームで出場できることになった。ともに練習に熱が入る。

 日野高は6人の2、3年生に1年生3人が加入し、ぎりぎりの9人を確保。倉吉農業高は1年生7人が加わり11人となった。

 日野高は高校再編で、2000年に根雨高と日野産業が統合されてできた。野球部は15年の夏の県大会で8強入り。昨年夏は部員11人で臨み1回戦で敗れた。

 その後、野口真吾監督(50)がともに部員不足に悩む倉吉農業高との合同チーム結成を決定。主将の大谷渓一朗さん(17)=3年=は「最初は抵抗があった。相手チームの得意なところも分からなかった」と当時を振り返る。合同練習は月1回程度で、試合を通してお互いの意思疎通を図ったという。

 昨秋の県大会で1勝を挙げたものの、春の大会ではコールド負けした。両校とも4月に新入部員が入り、合同チームを解消した。

 4日には、倉吉市内で組み合わせ抽選会がある。日野高にとっては秋、春と切磋琢磨(せっさたくま)した倉吉農業高との対戦の可能性もあり、大谷さんは「お互いしっかりと頑張りたい。もし対戦することになれば、全力でいく」と気を引き締める。

 野口監督は「9人ぎりぎりなのでけがしたらおしまい」と選手起用に懸念を示す。助っ人の加入も検討しながら、3年生にとって最後の夏へ、万全の態勢で臨むつもりだ。

2018年7月3日 無断転載禁止