高校野球 100回大会前に座談会 浜田VS三刀屋 当時の選手

第50回記念大会の決勝戦を振り返る浜田高校と三刀屋高校の野球部OBたち
 1968年の第50回全国高校野球選手権記念島根大会の決勝戦を振り返る記念座談会が6日、浜田市内であった。対戦した浜田高校と三刀屋高校の野球部OBが、当時の心境を語り合いながら、15日開幕の第100回大会を戦う現役選手たちの健闘を祈った。

 節目の大会を前に、両チームOBの交流促進につなげようと、浜田の主将だった久保田彰さん(68)と三刀屋の先頭打者だった小林勉さん(67)が中心となって企画した。

 三刀屋の主戦で県内屈指の好右腕だった岡田和久さん(67)が、決勝前日に台風の影響で天候が荒れていたエピソードを披露。自身が4連投していたこともあり「明日は休めると安心していた」と述懐した。

 ところが翌日は晴れで、試合は決行。浜田は六回表に久保田さんの三塁打をきっかけに同点とすると、八回に集中打で突き放し、13-3で夏の甲子園初出場を決めた。浜田の捕手だった渡利正幸さん(67)は、小技にも磨きをかけて挑んだ試合を振り返り、「『絶対に勝つ』という気持ちを全員が共有していた」と勝因を分析した。

 両チームは2016、17年の夏の大会でも対戦し、いずれも3-2で浜田が勝利している。三刀屋の主将だった影山善文さん(68)は「自分たちの頃よりも浜田との差は縮まっている。今後も互いに切磋琢磨し、県内の高校野球を盛り上げてほしい」と現役選手にエールを送った。

2018年7月7日 無断転載禁止